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…代表取締役 島田 敏一氏
…インタビュアー M
***このページは対談形式でお送りします***

この制度を始められたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
 制度を始めた直接のきっかけは女性社員が結婚のため県外に居住することになったことです。ソフトウェア産業は人材がもっとも大きな財産です。優秀な社員が結婚や出産によって仕事が継続できなくなることは大きな損失です。また、社員にとっても今まで継続して蓄えてきた技術を生かす場がなくなることは残念なことです。
 現在多くの女性が仕事を持って社会参加していますが、男性に比べて結婚や出産時には仕事に関してハンディを負ってしまいます。このハンディを少しでもなくし、企業としても優秀な社員に仕事をしてもらえる一つの形態として始めました。

制度の具体的な内容について伺いたいと思います。まず社員としての待遇や給与体系はどのようになさっていますか
 在宅勤務を希望する社員全員ができるわけではなく、一定の経験、技能などの条件を充足する人を対象にしています。この制度を始めるにあたっての基本方針は在宅勤務者と通勤勤務者をできるだけ同じ待遇にするということです。
 一般的に在宅勤務と言っても契約社員であったり自営業型(SOHO)の請負契約のケースも多いようですが、弊社では通勤勤務時より引続き正社員として在宅勤務をしていただいています。したがって給与や待遇には変わりはありません。ただ、出産や育児のため就労時間が短くなる間は賞与に差がでますがこれはやむ終えないと考えています。

仕事に必要な機器はどのようにされていますか。
 仕事用のコンピュータを始め必要な機器は会社が用意しています。自宅を仕事場にするため仕事にかかる費用と家計費を明確に分けておく必要があります。そのため電話回線も自宅用とは別に会社名義の回線を設置しています。ただし電気料金は家計費との区別が難しいため社員に負担をお願いしています。

在宅勤務のメリットを教えていただけますか。
 多くのメリットがありますが通勤が困難な社員も継続して雇用できる点が一番大きいと思います。
 また、先ほど述べましたように出産、育児期にある女性に仕事のチャンスがあることだと思います。

メリットがあればデメリットもあると思いますがいかがでしょうか。
 一番難しいのは在宅勤務者とのコミュニケーションをいかにとるかという問題だと思います。電子メール、電話、FAXなど使うのはもちろんですが、弊社ではテレビ電話を使って毎朝、在宅勤務者と打合せを行っています。電話では伝わりにくニュアンスが少しでも伝わればと思っています。
 また、他の社員のノウハウが伝わりにくいため技術の向上が難しい面がありますが、この問題を解消する方法を研究しているところです。
 デメリットではありませんが家庭の中で仕事を行うわけですから在宅勤務には家族の理解・協力が大変重要です。幸いに現在の在宅勤務者のご家族は大変ご協力をいただいています。

後に今後の課題についてお伺いします。
 デメリットとしてお答えしましたがコミュニケーション不足や技術向上面での問題を解消する手段を研究していく必要があります。
 そのような研究の中から障害を持った方にも在宅勤務をお願いできたらと考えています。

E-mail: cobo@system-cobo.co.jp